あのヒレガス本の最新版(第3版)の日本語版が発売されるとのこと。
Mac OS X Cocoaプログラミング 第3版 - 和書 - ピアソン
日本語版の初版が出たのが 2002年というから実に 7年ぶりの改訂。アメリカでは 2008年5月に発売され3万部を売り上げる(プログラミング本では)ベストセラーになったらしい。
MacOSXのプログラミングはこの本で始めたので少々感慨深い。
ピアソンのページから内容について引用させてもらう。
Mac OS X 開発者も、iPhone開発者も必携!
2002年に発売され、Mac OS X開発者から好評を博した『Mac OS X Cocoaプログラミング』の改訂版です。今回改訂された日本語版の原著第3版は、2008年5月の発売以来3万部を売り上げ、本格的なプログラミング書としてはベストセラーになっています。
本書は、Mac OS Xアプリケーション開発において、最もよく使われる開発ツールであるXcode、Interface Builder、Instrumentsを紹介します。またObjective- Cと、Cocoaの主要なデザインパターンについても網羅しています。収録されている数多くのコードを読み進めることで、Cocoa コミュニティが使用しているイディオムにも馴染めるようになるよう構成されています。
最新のMac OS Xの機能をフルに利用したアプリケーションを開発するためのテクニックが満載されており、Mac OS Xでの開発者はもちろん、iPhoneプログラマにも必読の書といえるでしょう。
また日本語版では現状にあった変更が加えられているとのこと。
(日本語版の特徴)
2009年8月リリースのMac OS X 10.6 Snow Leopard、およびXcode 3.2 に合わせ、本書中の解説、画面イメージをすべてXcode 3.2 に対応したものに変更しています。なお、以前のXcodeを使用している方々にも本書が役立つよう、適宜解説を付け加えています。
第16章「ローカライズ」は、アプリケーションを日本語対応に変更しました(原書ではフランス語対応)。第28章「Webサービス」は、AmazonWebサービス(AWS)を用いた検索アプリケーションの作成でしたが、2009年8月よりAmazon側の仕様が変更されたこともあり、Yahoo! JAPANのWebサービスを用いた検索アプリケーションの作成という内容に差し替えています。
発売は11月予定。価格は 4,200円(予定)。訳者は前回と同じ村上雅章さん。
楽しみだ。
(参考)
原書(第三版 - 2008年販売)
日本語版(第一版 - 2002年発売)