ページ

2010年1月1日金曜日

Cocoaの日々 - 2010年元旦

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク

Cocoa の日々 を始めたのは 2005年1月くらいからなので今年でもう5年になる。ただ毎日更新を始めて頻繁に Cocoa に触れるようになったのはこの数年ぐらい(2008/2〜)。今日は技術的なネタではなくて このブログについての話。


毎日更新

毎日更新を決意したのは、プログラミングや技術は継続的に取り組まないと身につかないと思ったから。

それまでは、少し触っては離れ、また思い出しては触り、そしてまた離れ、となかなかプログラミングは続かなかった。仕事やプライベートが忙しいとついついサボってしまう。ブログを毎日書くということはその為に検証や情報収集を継続的に行う必要があるのでそれがプログラミングを続けるモチベーションになると考えた。

実際、ブログの毎日更新を初めてからは良くも悪くもブログを毎日書くことがなかば強制力となって日常的に Cocoa/Objective-C と向きあうようになった。プログラミングに時間が取れなくても情報収集を積極的に行うようになった。大げさにいえばコードを見ない、書かない、考えない日がなくなった。いつもブログへ掲載するネタを探し、考えるようになった。別に誰に強制されるわけでも無いが、数カ月続くと「継続しなければ」という無意識のプレッシャーがむくむくと出てきてどんなに忙しい日であっても書いて途絶えないような努力をするようになった。始めてから数カ月たった頃は当初の決意も薄れ書くネタがなくて困った時も結構あったが、今はなんとなく毎日更新のリズムが作れてきた気がする。ただ時間がある時はストックを作るようにもしている。どうしても1日まったく時間が使えないという日はあるので。1日分でも2日分でもストックがあると精神的には楽。

毎日更新を始めて約2年。どうだったかといえば、やってきてとても良かった。ここ数年振り返ってみても毎日更新によって得られたものは非常に大きかった。毎日更新を始める前に比べると今の方が遥かに Cocoaプログラミングに詳しくなった。アプリが1本リリースできたし。毎日の積み重ねは大きいと実感している。情報感度も上がったと思う。



結果よりプロセス

このブログは自作アプリケーションの開発プロセスを紹介することを目的の一つとしている。アプリ開発の途中で行う様々な検証や実装を紹介する。

毎日更新をやるにあたって考えたのは、ブログなのだから「結果」ではなく可能な限り「プロセス」を書こうと思ったこと。これは毎日更新と強く関係するのだが、「結果」だけを書こうとするとその為の調査や試行錯誤に時間がかかる。そんな時間がかかることを毎日やるのは実質不可能だと経験上わかっていた。でも結果じゃなくてそこへ到るまでの過程や試行錯誤なら毎日書ける、そう思ったのが「プロセス」を書こうと思った理由の一つ。決めたテーマについて毎日少しづつ考えて、試行錯誤して、その日々の進みを少しだけ記述する。これなら構える必要もなく毎日書けると思った。「プロセス」を書こうと思ったもう一つの理由は、結果だけだとそこへ至るにあたって行った試行錯誤や検証、思考そして失敗経験が大きく抜け落ちてしまうから。結果も重要だけどそこへ至るまでのプロセスがあってこその結果だと思った。それを公開することが情報として少しは役に立つんじゃないかと考えた。だからブログを見てもらうとわかるのだが失敗したことや役に立たなかった試みがかなり多い。ただそのプロセスを晒すことでなぜ最終的にその方法を取ったことへの説得力が増すと思った。あとはその時に役に立たないことが数ヶ月後、1年後に役に立つこともある。書いて記録に残っているので後からそれを追うことができる。実際書このブログは自分自身の記憶の代わりとなって度々役に立っている。

一方でプロセス主体で書くことは冗長となって読み物としてはなかなか話が進まないじれったさがある。実際自分で見ても、まるで巨人の星やドラゴンボールのようになかなか進まない展開となっている ^_^; (ブログだからまあいいやという気もする)。



体裁を気にしない

体裁を気にしないことも日々更新の条件。2005年に(ブログではなく)ホームページを始めた当初はやった結果をまとめたレポートのようなものを書いていた。体裁にも気を使いまるで学校のレポートを書くように時間を使って一生懸命丁寧に書いていた。でもこれは続かなかった。理由は単純で時間がかかって大変だから。それにホームページを書く方の時間がプログラミングと同じかそれよりも長くなってしまい本末転倒になってしまった。始めてからの数回はやる気もあって続けられたが、その大変さが段々重荷になって更新間隔があいてしまいにはやめてしまった。そんな反省もあってブログを書くときは、今は見栄えが悪くても中身の情報自体の価値と作成の容易さを重視している。フォントの見栄えが多少変でも気にしない。ただ日々更新の中で改良できるところは少しづつ見直していく。日々漸進のスタイル。



ソフトウェア開発

今はアプリの開発が楽しくてしょうがない。ソフトウェアを作るというのは自分独自の世界を作りそれを表現するということに他ならない、と思う。そういう意味では音楽や絵画の制作活動と似ている。自分にとってソフトウェア開発とは自己表現の機会だと思っている。自分の頭で考えたことが目の前で実現できる、これが楽しい。

ネットを使えばソフトウェアを世界中に配信できる。これまで作ったソフトでもアメリカ人、イタリア人、フランス人、...と様々な国の人たちから感想をもらった。Bitmemo はイタリアの方が感激してメッセージのイタリア語訳を作ってくれた。SimpleCapはフランスの方が紹介用の動画を作ってくれた。オーストラリアの方からは立ち寄ったらビールをおごる、なんて言ってくれた。日本でもいくばくかの方々には役に立てたかもしれない。いろんな国々の人から感想をもらうのがとても楽しい。自分にとってソフトウェア開発とは自己表現の機会であると同時に人の役に立てる機会だと思っている。


2010年の目標


・iPhoneアプリ一本リリース
・MacOSXアプリ新作一本リリース
・SimpleCap Web対応/動画対応
・twitterを始める(いまさらだが..)



- - - -
思ったことをつらつらと書きましたが、
今年も変わらずこんなスタイルで進めていきます。

今年もよろしくお願いします。
2010 元旦
橋口