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2009年3月17日火曜日

ローカライズ(その3)

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katokichi さんより nib(xib) についてローカライズの情報をもらった。

2008/11/6 iPhone SDK勉強会 まとめ
http://iphone-dev.jp/modules/pico/index.php?content_id=9


UIをローカライズする手順
http://d.hatena.ne.jp/uasi/20081115/1226676887


なるほど ibtool というツールを使うと文言の翻訳だけで対応できるらしい。

他にもいくつか解説ページがあった。

ibtoolによるnibファイルのローカライズ
http://www.fraction.jp/log/archives/2008/01/23/localize_nib_file_with_ibtool


試してみよう。

(1) ターミナルを開き、Xcodeのプロジェクトディレクトリへ移動する。
(2) ibtool を実行する。

 ibtool --generate-stringsfile English.lproj/MainMenu.nib.strings English.lproj/MainMenu.nib




すると English.lproj フォルダ配下に MainMenu.nib.strings が生成される。


(3) Xcodeプロジェクトへ追加する。
コンテキストメニューで追加するか、ドラッグ&ドロップで生成されたファイル MainMenu.nib.string をプロジェクトへ追加する。


この時、エンコーディングを Unicode(UTF-16)にしておく。


そうでないとこんな感じで化け化けになる。



(4) このファイルにさらにローカライズを追加する。追加するのは "Japanese"。
"MainMenu.nib.string"の上でコンテキストメニューを表示し「情報を見る」でダイアログを開く。ここで画面下の「ローカリゼーションの追加」ボタンを押す。





ファイルの中身はこんな感じ。



(5) 少し書き換えてみる。



(6) nibを生成する前に MainMenu.nib にローカリゼーション"Japanese"を追加しておく。



(7) さて書き換えたファイルを元に nibファイルを生成する。
ibtool --write Japanese.lproj/MainMenu.nib -d Japanese.lproj/MainMenu.nib.strings English.lproj/MainMenu.nib


ターミナルで実行。


Japanese.lproj フォルダを見ると MainMenu.nibが生成されている。



(8) ビルドして実行する。
さてどうだろう。

おお出た。

- - - -
この辺りの一連の作業はビルドに組み込んで自動化できるらしい。後で試してみよう。
それにしても量が多い。。