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2009年5月27日水曜日

WebKit検証(33) - キャッシュ設定を変更

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キャッシュの効果は(当たり前だが)実感できて、Apple.com のページで確認したところ初回表示に5〜6秒かかるところが2回目以降は1秒未満で表示できた。

パラメータを変更してみよう。
試しにキャッシュ設定を切ってみる。

 WebPreferences* wpref = [_web preferences];
[wpref setUsesPageCache:NO];



実行するが、キャッシュファイルは作成されて実際にキャッシュの効果もあるようだ。ファイルの中身も変わらない。


試しに WebCacheModel を変更してみる。
enum {
WebCacheModelDocumentViewer = 0,
WebCacheModelDocumentBrowser = 1,
WebCacheModelPrimaryWebBrowser = 2
};
typedef NSUInteger WebCacheModel;



が、どれも動作に差異はなかった。

Apple.comトップページのキャッシュデータの件数もどれも同じ。
$ sqlite3 Cache.db 
SQLite version 3.4.0
Enter ".help" for instructions
sqlite> select count(*) from cfurl_cache_response;
121


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どうもこの方法では制御できないようだ。
以前は同じ WebPreferencesインスタンスを使い表示フォントを変更できたので、制御できそうなものだが、理由がわからない。